PECO 大型ポイントの考察 [伊豆鉄道電子工作編]

今回すれ違い運転を可能とするべく再度ポイントを富戸駅で実証済みの大型ポイントに換えて設置する事になりました。脱線問題とスローアクション(ポイントのスロー動作)による通電問題をより確実にする為に、だいちんさんより保険的意味合いで提案されていた配線を考えてみたいと思います。
densikousaku@39.jpg
選択式でのトングレールの接触した側の極性(ここではマイナス)が紫色の部分に導通する事がわかります。
densikousaku@30.jpg
分岐側だと紫色がプラスになりますね(選択式での導通です)
densikousaku@31.jpg
だいちんさんやりょうさんは、このトングレールの接触による通電をスイッチと同じに考えて(この配線ならば確実に導通する)いました☆ 私的にはこの方式を最初からあてにしてしまうとトングレールの確実な接触動作が曖昧なものに成りかねないと思い、可能な限り線路配線を正確にしてから配線するつもりでおります。ちなみに富戸駅には配線を施しておりません。
densikousaku@32.jpg
こちらは私が使っている非選択式の大型ポイントです。上図の C 配線は、ポイント裏側にハンダ付けする予定ですが、独立しているそれぞれ両方に繋げて良いものか?
densikousaku@34.jpg
非選択式大型ポイントの裏側をよく見ると透明チューブに直線側を通して接点を作らない独立した配線になっています。第一弾の最初から選択式を購入出来ていればこんなに悩まなくても済んだのになぁ(^^; 購入するお店を間違えたか。現在では、探せば手に入ると思います。
densikousaku@35.jpg
非選択式の本線側より給電した導通状況です。これは直線方向。絶縁ジョイナーは、コントロールボードの関係で本線側にのみ使います。
densikousaku@36.jpg
これは分岐方向。画像は全て導通状況を表したもので、フログレールはプラスティック製になっておりフログレールに電気は流れません。改めてだいちんさんにC配線の事で相談していたところ、この選択式?に見える配線を利用する事になりました。言われるまでピンと来なかった私は相当頭が固い。。。トホホ。
今回のような待避線(すれ違いのみ利用)プランならば待避線に停車中に点灯しなくても良い訳で。
densikousaku@37.jpg
で早速テスト。もうやる前から結果は判ってますが、念の為というか今までを考えると自信が無いから。直線側に揃えたところで1枚。
densikousaku@38.jpg
片方のポイントを分岐側にしてもう1枚。実験成功♪ これならばポイント配線も無くなりますし、ここは本線と待避線区間なので2台のポイントを同時に制御する為、トングレールの接触問題も最悪1台接触してくれれば通電に関して問題無いのでその分前向きに考えられます。信号場としてカーブポイントを設置した時は難しく考えすぎていたようです。

テスターによる導通テストではありません。あしからず。

nice!(33)  コメント(6)  トラックバック(0) 

nice! 33

コメント 6

Gut

PECOのポイントは上級者向けで高価な代物、そして在庫が限られてるものですよね。
でも実感的な作りには魅力を感じます。
日本でも、もう少し安定供給されればいいんですが、これからレイアウトを作る人には手を出しにくいです。
by Gut (2016-02-23 07:04) 

JR浜松

Gutさん、コメント&nice有り難うございますm(__)m

為替ルートの関係なのか定かではありませんが、お店によって販売価格が全く(1.000以上)違いました(^^;安いお店の方は種類も選べて良かったのですが、先日まであった在庫が本日は売り切れとなっていました。仰るように実感的な作りが魅力的ですし安定供給して欲しいところです。
フレキシブルレールの緩和曲線を一度でも取り入れてしまうと、固定線路のみのレイアウトには戻れないです。

PS)私のレイアウトの線路下地がスタイロフォームなので、急カーブを作る為の線路用釘が使えなかったのですが、PECOのフレキは固いので釘止め出来る下地であれば問題無いのかもしれません。この辺はやっていないのでよく判りません(^^;

by JR浜松 (2016-02-23 07:41) 

たつぼー

JR浜松さん、おはようございます(^^)

いよいよポイント導入ですれ違い運転の工事、再開ですね!
ポイントの仕組みを十分に理解してからの工事は大事ですね。
電気配線が上手くできないとストレスのない運転は不可能ですからね。
頑張って配線工事、行ってくださいね(^^)
楽しみにしてます♬
by たつぼー (2016-02-24 05:10) 

saia

模型の電車を走らせる、とひと口に言ってしまうと簡単なようですが、綿密な計画と下準備が必要なのですね!
電気配線も難しそう。。。
苦労も多いでしょうが、思い通りに走りる姿を想像すればやる気もわきますね!

by saia (2016-02-24 06:43) 

JR浜松

たつぼーさん、コメント有り難うございます。

ポイントの仕組みで、ふりまわされた感がありますがようやく結論が出ました。
非選択式でのすれ違いだけを想定すれば、ポイントにギャップはいらないし、マシーンとポイントを繋ぐ配線もいらない訳です。だいちんさんに言われるまでピン!と来ませんでした(^^;
C配線(保険的)は、どちらか一方のトングレールが接触出来ていれば問題ない筈なのでとりあえずはポイントを正確に設置してから考える事としました。
見通しが明るくなって来ましたので、もうひと踏ん張りしたいと思います(^^。

by JR浜松 (2016-02-24 16:11) 

JR浜松

saiaさん、コメント有り難うございます。

鉄道模型は、初心者から上級者まで、それぞれに合った楽しみ方が出来るものなんです。
中級者〜上級者になってくると既製品では満足出来なくなって本物と同様な動きを求めるようになります。
私もこういう追求する事が好きなんでしょうね。
by JR浜松 (2016-02-24 16:26) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。