鉤外し装置を導入に向けて考えてみた [HOゲージ]

今回はマニアックな内容になります。Zug伊豆急100系製作も半ばを迎えて全体像が見えて来ました。
今月号RM Models掲載の100系は惚れ惚れする出来映え!
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良い刺激を受けまくりです。私自身ジオラマについてはある程度理解しているつもりですが、車両製作においては殆ど分かっていません(汗)しかしながら最近になってKuma様のクモハ12旧国電車(こちらもRM Models掲載)やサウンド講習会で拝見したキットから製作されたブラスモデルの数々を拝見し、モデルにかける果てしない情熱というか執念を垣間見た気がします。。。
そして車両の屋根はまず目に付く重要な部分。日に日に気になりだしてパンタ周りの配管を勉強といえるものか分かりませんが資料を見ながら順に追ってみました。配管止めも書籍のようにオプションで揃えれば良かったのですが、キット付属のエッチングパーツに含まれていると勘違いしておりまして、すでに作られてしまったので秋口製作分にオプションパーツを使う予定です。
今回模型店に問い合わせた鉤外し装置パーツ。(パンタグラフ上昇)
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製品は旧国のものですが、よく見てみるとこのまま使えそうです♪
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早速工房に連絡を入れてクモハ101だけでも取り付けて貰う事に致しました!若干の形状が違うと思いますが、ここは雰囲気が十分出せそうなのでセットパーツを使います。
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秋口製作分のクモハ113では製品そのままの使用が出来そうです。パーツ2のテコの向きで引っ張るとパンタ方向まで連動する。クモハ101は雰囲気重視となります。
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大きさは老眼鏡をかけないとまともに見えないサイズ。配線も極細♪
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※鉤外し装置はパンタグラフ中央下の細い配線部分になります。
このほかいよいよ沼になりますが床下パーツやジャンパ栓もオプションを使ってより精度のある模型を目指す事にしました。
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電磁式鉤外し紐。(紐の役目は不具合でパンタが上がらない時に引っ張る事で鉤が外れてパンタを上げるもの)秋口製作予定のクモハ113と同形式。(先頭伊豆急下田向き)※今回はクモハ101、103、113共に向きは同じ。
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こちらは工房ひろ/筑波車輌工業の新性能電車用パーツになります。伊豆急100系にはこちらが合いそうですね(汗)という事で検討中。
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別の角度から。製品は逆タイプになります。
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碍子はφ0.2の真鍮線と繋ぐと良いみたいですね。
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キットままの状態からワガママを言って急遽取り付けて頂いたクモハ101。実際と違っているのは私の製作時における資料不足とキット後部配管止めの穴の位置。※実車は鉤外し装置はパンタまで。クモハ103は資料(テコの向き)を揃えて製作予定。しかし思った通り取り付けてみると装飾の点では別物!
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かっこええ〜〜〜ちゃう♪
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ジャンパ栓3連もロストワックスに間に合えば交換したいところ。しかし形状から国鉄型で伊豆急と少し違うので悩みどころ。
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元空気溜。(エコーモデル)
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補助空気溜はクモハ113動力無しに取り付け予定。これ全て工房に直送。欲しかった滑り止めの付いてる渡り板は品切れ。秋口製作分は床下機器も見直したいところ。

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うなぎのかばやき

今晩は。
とうとう沼にはまりましたか!
こだわりのある車両と魔性の女性には気を付けましょう(笑)

by うなぎのかばやき (2019-07-14 21:57) 

JR浜松

うなぎのかばやきさん、コメントありがとうございます。

有名人の作品を拝見してしまうと通常品では満足出来なくなります(^^;皆さんこの感覚を体験しているのですね!
by JR浜松 (2019-07-15 11:11) 

青い森のヨッチン

かなりお金がかかりそうな展開ですね~

by 青い森のヨッチン (2019-07-15 15:53) 

JR浜松

青い森のヨッチンさん、こんにちは。

基本プラ製なので最初は楽観視してましたが、愛着のある車輌なので欲が出てしまい。。。あまり気にしないようにしています。これでも欲しいパーツはどこを探しても品切れなんですよね!好きな人は半端じゃないと思い知らされております。
by JR浜松 (2019-07-15 17:08) 

Gut

車両製作は私も管轄外ですが、これは凄い!
模型屋さんによってはこういう素人が見てもさっぱりわからないパーツがいっぱい置いてあるけど、こうして解説されると興味が湧いてしまいます。
走らせるのが鉄道模型という私の固定観念ではディテールはほどほどでと言ったところですが、舐めるように見る鉄道模型もありですね。
拘りだしたら本当にキリがないでしょうが、これは拘っちゃうなぁ。
by Gut (2019-07-17 18:34) 

JR浜松

Gutさん、コメント&nice!ありがとうございます!

模型店のパーツコーナーを見ても管轄外からしたらどういった時に使うものなのかあまり分からなし素通りしてしまいますよね。
なのでちょっと魅力に気づいた今の内に記事にしてみようと思いました。
大半の量産品は省略されているかモールドで雰囲気程度で済ませているものが殆どで間近に見る機会がありませんが、あるきっかけで凄腕モデラーの作品なんかを見ると細かい部分まで手を抜かずに作られていて『これ何だ?』ってなります。
興味が出てくると実車資料をかき集めるようになって、あの膨大にある細かいパーツさらにはメーカーごとに精密さや作りの違いに気づいて同じ機器パーツがかぶるように沢山ある事に気づきます。
使うパーツはその中で吟味するようになり探す事も楽しみになります。簡単に見つからないところがまたマニアックなんですよね(笑)
by JR浜松 (2019-07-17 19:07) 

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