サウンド付きクモハ12形を作ってみる2 [HOゲージ]

サウンドデコーダーがようやくLippeより発送されました。もちろん到着を待ってられないのでクモハ12 グレードアップパーツの取り付けを始めます。
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久しぶりの車両製作なので失敗する可能性もある事から必要な道具を手元に置いてから開始。
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まずは軟質プラパーツのジャンパ栓につや消し黒を筆塗り。(下地にプライマーを塗ってから)
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まず窓ガラスパーツを外します。歳とともに視力が極端に落ちて手すりを取り付ける場所が見えない(^^;拡大ルーペを使いながらドリルが滑らないようケガキ針で穴を広げたところ。
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続いてΦ0.5ドリルを電動本体を使わないで手であけて行きました。
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ジャンパ栓はΦ0.5で一旦あけてからΦ0.8で慎重にあけました。
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手すり等穴を全て先にあけておいてからアクアリンカーボンドで固定。カスは綺麗に取っておきます。
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窓ガラスを戻す前に運番表示をプラバン手元にあった0.3mmに貼ってからボンドで固定。乾いたら余分な箇所を取り除いてから元に戻します。アクアリンカーははみ出したボンドカスもピンセットで固まる前なら簡単に取れます。またサボ受けは取説の説明だけでは分からなかったので、あおたけ様の写真を参考に取り付けました。
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続いて気になるボディーのプラ感です。これは昔の浜松鉄道時代の拙作Nゲージ急行銀河です(笑)この時もプラ感が気に入らず昔のエンドウ製のNゲージブルトレ(真鍮製)のような金属感を出す為に仕上げに光沢スプレーしたTomix車両。見た感じかなりの光沢感なので半光沢あたりを購入後仕上げに使いたいと思っているところです。ボディー製作の方は大方終わりましたので、ここでDCCのおさらいをしておきます(私自身がまともに理解していないので)
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DCとDCCの仕組み。『DCCで楽しむ鉄道模型・サウンド応用編』より引用。デコーダーを介してモーターを駆動。
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これから使う8-pinタイプの配線図。(注文しているサウンドデコーダーは8-pin。種類があるので注意)
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クモハ12の8-pinソケットはモーター配線のみ。デコーダーが手元に無い(^^;
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裏側からの画像をみて最初勘違い!ちゃんと配線されていてスッキリ。1番にオレンジ色が来るように向きを合わせて差し込む。きちんと差し込めば走行だけはこのまま楽しめますね(汗)取説にDCCフレンドリーと書いてて欲しかった。現状はDC配線となるようにソケットに金属板状の配線パーツが差し込まれています。
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それではコメントを頂いたNゲージ両運転台車両の搭載を手持ちのマイクロエース伊豆急100系クモハ103で見てみましょう。
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このセットはちょうど両運転台クモハに走行系を兼ねたデジトラックスDZ-143(4系統制御可能)が搭載されています。奥のクハには凡庸タイプのDZ-123(2系統制御可能)が搭載されていてこの場合はライト制御を行っています。では中身を見てみましょう。
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図同様の配線がなされています。今回はこれにスピーカーが載るのでスペースの確保が難しいのがお分かりになると思います。出来ればスピーカーを外部に向けて設置したいのです。色々方法あると思いますが、2両編成以上あるともう1両側にスピーカーを配置出来るメリットがあります。
今回のKATOクモハ12形HOは8-pinソケットが装備されており、室内を犠牲に出来ればあまり難しい加工は しなくてもなんとかなりそうですね。クリックすると拡大します。
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ボディーに光沢クリアーを吹き付けて強すぎたらば半光沢で加減する事にしようと思います。どのみち屋根をバラさなければならないのでRMM記事にあるジャーマングレーで屋根本体を塗装する事にしました。
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パーツを元に戻して再度ツヤ消しクリアーで塗装しました。これだけでも雰囲気が出て来る感じ。
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こうなってくると難題はライト基盤のパターンカット(^^;RMM記事を見てもよくわからない。これだけはどうしようもありません。
『電気屋の毎日』yaasan様のブログでクモハ12形のパターンカットの方法が掲載されました。やはり難易度高そう。この部分含めてどこかでお願いするかもしれません。
http://powerele.sblo.jp/article/185453760.html
※これをやらないと既存のライトスイッチをONにした時に前照灯とテールライトが同時に点灯したままになります。やらなくても走行には問題はありません。
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ボディーにスーパークリアー光沢をスプレーした感じ。この辺は好みの問題ですね。
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同じブドウ色でも並べるとここまで違うんですね!ボディーは気分で乗務員室インレタを貼るくらいかな。クリックすると拡大します。
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使用するSPの寸法に合わせて床下パーツをカット。
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台車に当たらないよう内装パーツもカット。SP箱が床面と平になるように設置しました。デコーダは諸先輩方と同じくプラ板で化粧箱を作って隠しますが、パワーパックミニ(音途切れを防ぐ)も搭載するつもりなので入手後に大きさを確認して可能ならば天井にくっつける予定です。
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配線方法も理解出来たところでライト基盤のパターンカットについては今回は同僚に頼みます。それとパワーパックミニもLippeから発送されました。
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Nardiさんから教えて貰った温度調整式はんだこてが届いたのでライト基盤以外のハンダ付けをテスト。
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初心者ならではのハンダ付けだけども、なんてやり易いのだろう!配線方法が合っているか完成時のテストまでお預け。
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残りはライト基盤の取り付けとパワーパックミニ。室内灯はKATO純正のものを取り付ける予定です。床面を先に仕上げよう。
https://fukap-trainmodel.blogspot.com (DCC配線を確認する意味において参考にしているFuka-P様のサイトです。)
つづく。。。

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サウンド付きクモハ12形を作ってみる1 [HOゲージ]

DCCに復帰といっても国産ではなく欧州型ほぼ一辺倒で来ておりましたが、ここに来て衝撃的な動画を拝見!『電気屋の毎日』yaasan様(http://powerele.sblo.jp/article/185402444.html)この動き方と音は実物を知り尽くしている方と思いきや車両を製作したKuma様は保存車しか見ていない!(サウンドを作ったMB3110A様だけは知っているはずですが)してしまい、ちょうどKATOクモハ12形はR370を曲がれるように出来ており通販によってはお手頃価格で手に入ることからDCC搭載練習としてちょうど良いタイミングでした。
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20数年前に家族に待っててもらい私だけ鶴見線ホームに上がって見物鑑賞しました。同じ吊り掛け電車の南武線には子供の頃からたまに乗る機会がありましたので乗り心地とか雰囲気は十分に想像はつきます。それよりもドーム型の鶴見線構内で吊り掛け音を響かせながら発車していくクモハ12の印象が強く残っています。昔は京急羽田線や大師線など当たり前だった吊り掛けサウンドは心にぐっと来るものがあります。このサウンドを見事に模型で再現されたと感じたモデルは今回が初めてです!
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車両製作は昔から苦手の私(GMのNゲージキットで小田急や近鉄の色分け車両を作った事がありますが納得出来たモデルは無かった;)なので自分でやれる事は知れてますが、このサウンドはどうしても手元に置いておきたい!
クマタさんでお願いしたキハ40系と天賞堂製キハ58系をもう一度確認してみる事にしました。余談ですが車両形式の形と系の違いがやっとわかりました。
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凄腕の車両担当者ならではの床下機器をなるべく傷つけないで音量も出来るだけ大きくという要望通りに設置していただいたSP部分。
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カンタムの方はより大きなSPを内部に取り付けて床下に数カ所穴を設けているのが分かります。
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ボディーを外すとDCCに即対応出来る8-pinソケットが現れます。サウンドデコーダー8-pin用をここに繋げれば音の方はなんとかなりますね。
この先欲が出てくると前照灯や室内灯の制御やバッテリー搭載とかありますが、今はその辺は考えずにまずは練習用として簡単に設置することにしようと思います。
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キハ40系にはESUのシュガーキューブSPを搭載したかったのですが、スペースの制約でSoundTraxx 810154にしてました。今回は一番下のものを車内に取り付けます。デコーダーは天井。
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簡単なグレードアップに使うもの。
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LokSound micro V4.0はLippeでぽちっているので到着までしばらくかかりそうです。サウンドインストールはWindows PCがないので助けてもらうかもしれません。
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参考にした内容はRM MODELS 283 2019-3月号のP144〜P149に掲載。
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早速開けてみて簡単に搭載する方法を確認。
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室内にSP箱が見えても構わないのなら、音を外に出す穴は開いているし室内床パーツを少し加工すればなんとかなりそう。初心者向けに対策されているのがよく分かりました。SP搭載加工はサウンドデコーダーとSPが入手出来たら再開する予定です。
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取説にあるサボをKATO指定ページから手元にあったA4シールラベル紙に印刷。うちのはEPSON EP-880でデフォルト設定で倍率97%となっていた為逆らわずにこのままで出力したもの。また鶴見線クモハ12を作る上で欠かせないのが資料です。今回は当時を思い出す上で読んでいるブログ内にある、あおたけ様の『あおたけ 撮影記』を参考に製作を進めて行きます。
https://ao-take.blog.so-net.ne.jp/2017-08-30
つづく。。。

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ROCO 2019 モデルが発表 [欧州HOゲージ]

欧州鉄道模型をはじめて以来その魅力に取り憑かれて気づけば昨年は我が人生始まって以来の超ハイペースで導入を繰り返しておりました。今年は自制して行こうと決めていた矢先になんとROCOからファンの心をくすぐる数々のモデルの発表が昨夜ツイッターを通して飛び交いました(汗)我が鉄道導入候補として高い順に並べて検討するつもりです。
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CDのRailjet。2019/Q2
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2019/Q1とQ2予定。これは息子が購入予定(笑)レアモデルに絶対なりそうな価値のある逸品!
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BR112DBやBR103DB(ESU予定)に似合う6両TEE客車。2019/CW28〜31 7〜8月 (導入予定品)←未定に変更。
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自動解放カプラーを備えたE.pⅥのロコモーション仕様。2019/Q4 検討中
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Nightjetや旅客、貨物運用に似合うスイス鉄道ロコ。2019/CW41 10月(導入予定品)←未定。
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スイス鉄道貨車 2019/Q3 検討中
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Re460 オリジナルカラー 2019/CW33 8/15以降 検討中
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Edelweiss号TEE ディーゼルカー 2019/kw34
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8〜9月予定品。伊豆急基本3両編成導入のため見合わせ。R420以上外回り線限定。
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BRAWAのTwindexx Vario Trainは6月予定は、新企画始動のため見送り。BR103 ESU導入未定。

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ROCO OBB Railjet "Spirit of Venezia" 導入 [欧州HOゲージ]

Railjet 1116を天賞堂で購入してから客車の再販を待つ事、1年にしてようやくというか電撃的に発売が発表されたのが昨年の9月中旬でした。Railjet人気から客車の在庫はどこにも無く今回はイタリア行きモデルと内容が変わってしまいましたが、なんとしても手に入れなくてはとの思いでLippeで受付開始と同時に即予約して無事に手に入れる事が出来ました。
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苦節1年と5ヶ月(笑)待っていた甲斐があり、強い想いが通じたのか?予想外のスピードで届きRailjet数編成お持ちのNardiさんとGutさんとの予定日に奇跡的に間に合ってしまいました!
当日の模様(https://www.namelesscity.tokyo/2019/01/izutetsudou1.html
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今回は機関車も1216という4電源対応のドレミファ〜♪の鳴かない込みのフルセットを購入しました。
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奥が1116手前が1216でサイズも若干長い機関車です。
さてこのモデルは後付けパーツもあってその中でも台車の取り付けパーツがちょい面倒でした。
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穴が小さくパーツが飛んで行きそうだったのでキリで広げてアクアリンカーボンドで固定しました。
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取り付け後。
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モジュールにOBB車両を並べて撮影。
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NightjetといいRailjetといい、かっけー☆たまらん。
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1番線ホームより。
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Nardiさんに教わりロコと客車を同アドレスに設定し運転。
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1番に入線。
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新たに機関庫も設置。
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DBと並べても違和感ないのが最高です。

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OSMOモバイルを使ってみた [欧州HOゲージ]

とりあえずオーバルを仮設置しましたので、一人運転会を兼ねてイメージ動画を作ってみました。

難しいけど楽しい♪


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ESU BR294DBAG と BR193Das ist grunの導入 [欧州HOゲージ]

新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
さてブログの方は更新頻度が落ちていた昨年暮れでしたが、レールの導入や新車の導入は着々と進んでおりました。
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これでVectronは重連可能な2両と自動解放カプラーを装備した入替用ディーゼル機関車2両となりました。ESU製の出来が最高なのはもちろんですが、形が一緒のVectronもサウンドがそれぞれ違っている点が良いですね。クリックすると拡大します。
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また更新頻度が少ないにも関わらずアクセス数も順調に延びて150万を超える事が出来ました。これもひとえに皆さんのおかげですm(__)m
今年は欧州 HOモジュールの完成と長い間放置状態だった伊豆鉄道レイアウトの製作再開を目標に頑張るつもりでおります。
引き続いて導入予定の車両も増えて、今月はまずはじめにOBB4020系電車。
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続いて長男が予約したICE3 407 8両編成(ROCO)を新たに予定しております。
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特に4020系は京急旧1000形のコンプレッサー音と103系をミックスしたような私の大好きなサウンドを持っているモデルです。届き次第ご紹介させて頂きます。
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年始1発目の着弾はSebnitzからヤードに使うポイント類が!休みの間にセッティングしたいところ。Lippeでクリスマスカードもらえてないのですが(笑)なにやら見かけないSebnitzからのカードが貼りついてます?
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ECoS2.1の設定も同時に作業しながらオーバルまで組みました。
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ヤード不足分のレール(主に直線)は次回注文となっています。
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これで思う存分に周回運転が出来ます♪
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ストラクチャーを増やして行くと雰囲気が出てきますね。クリックすると拡大します。
導入決定のV60(ESU)
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孤高のモデルESUよりサプライズ!なんと新型LokSound V5.0を搭載。この小さなボディーに最高の技術が詰まってます。
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5種類のバリエーション。2019/KW10予定

OBB 4020系 (Jagerndorfer Collection)サウンドテスト。



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