『伊豆北川駅〜稲梓橋梁セクション』回想録2 [伊豆鉄道レイアウト回想録]

これを作ってからもう6年以上経ってしまいました。月日の経過するのもあっという間。何度も足を運んで取材した思い出も学生時代から続く1ページに過ぎない事。終わってしまえば過去の出来事なのですが、レイアウト模型制作はそれが形として残ります。壊してしまわない限りは。
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欲張ると失敗するという教訓に反したプランを練りイラストが描けた時点で制作可能と判断したものの、いざやってみると困難な箇所がいくつか出て来ました。無理やり作った北川橋梁脇の稲梓に続くほぼ垂直に聳える斜面。スタイロを立てに使って削り出しなんとか収めました。緑化すればあら不思議と違和感もなくなりました。このような作業は3弾以降やりたくなかったので今は欲張らないプランに切り替えています。
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粗はあるものの困難な作業を乗り越えた思いが通じたのか、コンペで入賞を果たした時は感激もひとしおでした。
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取材した現地も山間部を切り開いて鉄道を通した当時の苦労がひしひしと身体に伝わって来るような場所の連続でした。
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この稲梓橋梁も現在は綺麗な青色に塗り替えられております。さすがにジオラマを塗り替えする気はおきませんが(笑)
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3弾と背中合わせに収まってイメージした景色がようやく完成しました。第1弾と2弾はまだグーグルによる俯瞰が出来なかった時代。困難さはありましたが、ここを通過する車両が生き生きとして観えることが作って良かったと心から思えます。拙い文章にお付き合いくださりありがとうございました。

おまけ。
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西伊豆沼津ご当地アニメ知りませんでした(汗)回想録やると何故か東海バスを発見する。
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夏が舞台の当レイアウトセクションにも配置しました。

プロの真髄 [画像テスト]

コンペが終わるまで元の写真は公開しませんが、一足先に自分のジオラマをプロに撮影して貰った写真を部分的に拡大してチェックしたものをちょっとだけご紹介します。両画像ともクリックすると拡大します。
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サフィール踊り子、綺麗に撮れておりますよ。
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プラバンでパーツを作って組んだコンクリート橋梁も肉眼で見えなかった部分もバッチリと確認出来て良いですね。私自身もなんとかiPhoneで撮影したものの中に拡大出来るものがありましたが、写真にバラツキがあります。今回は今まで知らなかった部分が分かり有意義のある撮影となりました。

※レイアウト・コンペ応募期限が過ぎましたので、もう2枚ごく一部を切り取った写真になります。クリックすると適度に拡大します(元の写真が6GBから7GBほどあるのでイメージが伝わりにくい)もしよろしければご覧になってください。
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在りし日の修学旅行列車が伊豆稲取志津摩海岸を往く。
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夏色キセキもクッキリ。ここまで解像度があると運転士が欲しくなるなぁ。

レイアウト・コンペ2021にチャレンジ [TMSレイアウトコンペ]

予告通りレイアウト・コンペに向けて現在レイアウトの最終工作と撮影に向けて車両を選んでおります。Nゲージマガジン59号、64号に登場していない車両をメンテ。64号に無理を言って一コマ追加して頂いた夏色キセキについては再登場してもらいましょう。数年ぶりにカメラの撮影を試みたのですが、機器の調子が?。。。鮮やかな海と車両のカラーとピンボケ?なかなかに手強い。今カメラを新調する訳にも行かないので今回は思い切ってプロにお願いしました。短時間勝負なので前もってカメラポジションを探っております。画像はiPadによるテスト。本番写真は全くの別物になります。
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Goodなタイミングで発売されたサフィール踊り子で様子を見ております。ボディーに付着していた塵をタミヤ静電除去ブラシで落としておきました。3弾の海と8両編成の長さが丁度良い感じですね。撮影して粗が判明した箇所を修正してフィギュアも追加しました。
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実際の志津摩海岸。取材から6年経過した為に民家の屋根、外壁の塗装が変わってしまっておりますが、これを短縮デフォルメしました。
以下はプロによる撮影作業。
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個人宅にこんなに多くの機材を持ち込んで本格的で未体験な世界観。
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4.500万画素!
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持って来てくれたバックボードが青色で正解。
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盛夏の演出でと頼むと自宅のLEDライトはそのまま利用して2箇所のライトを追加でセッティング。
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パソコンと連動してシャッターを切れるので、注文通りの写真が撮れました。あっという間の出来事、出来上がる写真に期待がかかります。個人的に完成度が上がったセクションと思うので頼んでみて正解でした。※外に持ち出す事が出来ないサイズに加えて、写真素人が全てのピントを合わせる技術を持ち合わせる事は容易な事ではない為に今までも友人に頼んで撮影してもらいました。
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プロカメラマンは左側で数段階映像を拡大して行ってもピンボケ無し、M3の調子が悪く?iPhone Xで撮影したのが右側の私のもの。映像拡大するとピンボケしますが、このままなら使えそう。本番撮影の時に細かい部分の撮影まで至らなかった分は私が補います。
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TMS編集部より受領のハガキが来ました。7月20日発売予定の鉄道模型趣味8月号で結果が発表されます。

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